RECOMMEND
SELECTED ENTRIES
RECENT COMMENTS
CATEGORIES
ARCHIVES
MOBILE
qrcode
LINKS
PROFILE
OTHERS

10
--
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
--
>>
<<
--

Josephリポート

京都サンガサポーター「ヨーゼフ」のブログ
<< 9/17(月・祝)v山形 NDソフトスタジアム(苦笑) | main | 9/23(日)v水戸 西京極 >>
高倉健×降旗康男「あなたへ」
0
    健さん6年ぶりの作品です。封切り後からテレビ朝日やNHKで特番も組んでいたので皆さんご存知だと思います。

    何を隠そうつい数年前から高倉健に心酔しています。「単騎、千里を走る」の上映からしばらくしてからの事です。既にNDを主宰していました。

    以前から東映の任侠映画が大好きでした。当然ながら健さん主演作品も多く観てました。しかし実録モノが好みだった故に義理人情全開の健さん作品に惹かれる事は少なかった。

    じゃあ何故?というと、30年以上前にTBSで放送していたテレビドラマ「あにき」をリピートで観てから一気に燃え上がりました。寡黙で男気あふれるイメージの健さんにしては妙に3枚目で何故か強烈に親近感が沸いてきたのです。

    健さんは半世紀に渡り銀幕を支えた日本を代表する大スターです。しかし健さんからそういったものを殆ど感じない、いや感じさせてないのかも。鶴田浩二さんや松方弘樹さんとは明らかに違いますね。

    確かに華々しい芸能界とは一線を画しておられるけどそういうことではなくて、出されたエッセイからも一部演技の中でも感じられたのは、言葉が悪いかも知れないけど妙に「俗っぽい」んですよ、このオジサン(笑)。

    ビートたけしさんも健さんの素顔についてあちらこちらで散々吹きまくったと仰ってますね。それらから私は巷で語られるイメージには賛同しかねるところもあり、また逆にそのギャップが堪らないのかも知れない。俳優じゃなければどこにでもにいる少し説教臭いオッサンですね(失礼)。またそう思わせるくらいに魅力的な方なのです。

    蛇足ですが同じような印象の俳優としては吉岡秀隆さんがいます。彼は世代も一緒。もはや他人とは思えない存在です。当然、彼ももう日本を代表する俳優さんです。共通して言えるのは本当に俗っぽい芸能界からは一線を画して作品以外では殆ど表に出てこられないことですね。

    話がそれましたが健さんにハマってからはどの作品観ても健さんの良いところばかり探すようになりました。気がつけば205作品中の半分強は鑑賞しています。もちろん東映から独立してからの作品はテレビドラマ1作品を除きほぼ全て鑑賞済みです。

    今回の作品は健さんの絶対的存在を示す為だけに作られたように思います。こんな事言うと健さんや降旗監督に失礼ですかね?しかしビートたけしさんも「健さんは演技しなくても居てるだけで成立する」と言ってましたから、強ち間違った推測ではないと思います。そもそも表に出て来ない人なので健在をアピールする意図もあったでしょう。

    決して作品内容が悪い訳でありませんよ。ヒューマンドラマとしてはとても良く出来ていました。要するに健さんがスクリーンに立つだけでストーリーを越えてしまうのです。そして健さんを知り尽くした降旗監督や本来なら主演クラスの俳優さんが喜んで脇役やチョイ役に徹してくれる。そうして作品は仕上がっていくのでしょう。この20年くらいに発表された健さん作品全てに言える事です。とにかく脇役がいいキャスティングなんです。田中邦衛や大滝秀治なんて大俳優が常連ですしね。

    健さんファンなら私の言ってる事に賛同いただけると思います。もはや良い作品を健さんに求めるのではなく、俳優・映画人として残り少ない時間を健さん自身がやり残した事をやり遂げて貰いたい。それだけですね。

    何か作品より健さんの事ばかりを書いてしまいましたが、時間があれば観て下さい。

    ちなみに好きな映画は「昭和残侠伝シリーズ」、「幸せの黄色いハンカチ」、「遥かなる山の呼び声」、そしてやっぱり「鉄道員」ですかね。あっ「居酒屋兆治」も名作です。
    | 映画・ドラマ・本 | 11:07 | comments(0) | - | - | - |