RECOMMEND
SELECTED ENTRIES
RECENT COMMENTS
CATEGORIES
ARCHIVES
MOBILE
qrcode
LINKS
PROFILE
OTHERS

12
--
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
--
>>
<<
--

Josephリポート

京都サンガサポーター「ヨーゼフ」のブログ
<< 「GIANT KILLING」39巻 | main | 4/3(日)v 山形 西京極 >>
機動戦士ガンダム「鉄血のオルフェンズ」
0

    IMG_0588.jpg

    昨年秋に玩具店かどこかでタイトル作品関連のフライヤーを見た。決してビジュアルに惹かれた訳ではない。キャラクターデザインも今風なんだろうが特別な感じもしない。そもそもモビルスーツに拘るタイプでない。しかしOA直前だったのでとりあえず毎週録画をセットした。さほど期待していなかったです。


    一昨年OAの「Gのレコンギスタ」は、久々の富野さん作品ということもありOA前にWEB上で作品は認識していた。しかし新しいガンダムを観たいという意欲も希薄で、いつOAスタートでいつ終了したのかも知らなかった。新シリーズの視聴は私にとってはタイミングが全て。本作もOA開始後に知ったならば、よほど評判が高まらない限りリアルタイムでは視聴しなかったと思います。


    本作は幸運にも第1話から視聴出来て、まず強い興味を持ったのは舞台がテラフォーミングされた火星で、主人公達は未成年の非正規民兵という設定。テロリストではないが昨今の中東情勢を想起したのは私だけだろうか?いずれにせよ、ガンダムシリーズに多いコロニーが舞台で民間人の少年がいきなり活躍するといったパターンではなかった。これまでのガンダムシリーズとは違うなにかを予感しました。


    そして予感通り、近年のガンダムシリーズとは一味違った高いドラマ性を持った秀逸な群像劇でした。また主人公達(鉄華団)は正義の味方でも何でもない、自らが生きていく為の職業としての民兵であり、任務遂行上、必要に応じて交戦している。モビルスーツの出番がガンダム作品にしてはかなり少ない「らしくない」作品。別にガンダムシリーズにしなくても良かったのでは?という意見もWEB上では散見されたが、やはりマーケティング的にはガンダム設定は必須でしょう。


    一方で子供が見るにはキツイ描写がある。一言で言えば「残酷」。例えばモビルスーツの交戦シーンは、ガンダムシリーズでは必須だったビーム兵器が一切登場せず実砲や斧などで物理的に破壊するゆえにSEが重々しく、演出上では特にとどめを刺す描写が印象的。同じ感覚をエヴァンゲリオンでも感じたことがあるが、私は本作の方が残酷さは強いと思う。うちの妻は「息子に見せるには時期尚早な作品」と申しておりました。BPO(放送倫理・番組向上機構)からも作中の殺人描写について意見が出たのもわからなくはありません。あと私は第9話「盃」の評判がかなり気になりましたね。ハッキリいって極道です。面白かったけど(笑)。


    しかしながらお決まりのヒロインはしっかり存在しています。火星独立運動家のクーデリアです。ドラマにおける重要な役割を担っており、後半クールは前半以上に際立たされており、後半クールにて変更されたオープニングからも見てとれます。うちの妻は「ヒロインはロングヘアーが必須」と申しておりました。彼女の設定だけみればガンダムらしさがあります。


    本作を盛り上げるのにもう一つ効果的だったのは楽曲。特に前半クールのオープニングとエンディングは映像や演出含め全てが素晴らしい。ゆえに後半クールの変更が残念でなりません。1クール切り替えが近年のガンダムシリーズの規定フォーマットなのかもしれないが、本作では変えて欲しくなかったですね。


    あと残念だったのは後半のコロニーや地球が舞台になった辺りからの展開に物足りなさを感じたこと。敵対するギャラルホルン側の内紛とか裏切り、復讐とか、ドラマ性を高める上では必要だったのかも知れないけど、正直に私好みではありません。救いは主人公達を一貫してプロの民間軍事会社としての立場を終始徹底させたことですかね。彼らはクーデリアを地球まで無事に護衛する事がミッションでしたし全うしましたからね。


    今年秋から2ndシーズンがスタートします。期待と不安が共にありますが、OAを楽しみにしています。

    | 映画・ドラマ・本 | 08:40 | comments(0) | - | - | - |