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Josephリポート

京都サンガサポーター「ヨーゼフ」のブログ
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海原雄山を語る
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    久しぶりに漫画ネタになりますが、作品の「美味しんぼ」より海原雄山というキャラクターに強い興味を持っています。美味しんぼを読むというより雄山を目当てだけにこの作品を読んでいると言っても過言ではありません。

    また先日お亡くなりになられた三國連太郎さんが、映画版の海原雄山を好演されていた事もあり、ついリポートに書きたくなったのです。

    もちろん最初の頃は作品から入りました。確か高校の時ぐらいに幼なじみの家に単行本があり、まず表紙が料理の写真というなんとも言えない斬新さに驚いたのです(笑)。そしてグルメブームを後押しして人気作品となったのは周知の通りです。

    それにしても海原雄山って(笑)。改めて書く必要もないくらいにとんでもないキャラクターです。雄山については結構いろんな方々が分析していてセリフやエピソードを面白くおかしくアップしているのでここでは割愛しますが、連載初期はハッキリ言って無茶苦茶な人でした。大半が「士郎頑張れ!」と思った筈です。

    しかしいつの日からか人格者に変貌。私は雄山が士郎をケチョンケチョンにするのをまるで黄門さまの印籠のごとく待ってましたと喜ぶようになり、その周囲を怪しく暗躍するもはや年齢不詳の怪女「栗田ゆう子」に翻弄されるようになりました(笑)。

    常識を越えた美食を取り巻く群像劇。その主役として確固たる地位を築き上げたのは本来の主人公「山岡士郎」ではなく「海原雄山」である事は疑う余地すらありません。

    雄山は常に「ホンモノ」しか求めません。息子でもある士郎も同じDNAである故に雄山に酷似した役回りですが器が違います。ハッキリ言って士郎はまだまだ駄目です。その証拠に士郎以外に雄山を悪くいうキャラクターはいません。敢えて挙げるなら完全悪役の「金上」ぐらいですが、雄山に瞬殺されています。士郎の味方やブレーンの多くが実は雄山信奉者です。更には士郎の妻になった怪女「ゆう子」までが雄山に「義父」を口実に異常接近します。挙げ句は勤め先のデータベースの漏洩に加担します(笑)。

    こんなキャラクターを生み出した原作者はヤバいです、天才です。雄山のモデルと言われている北大路魯山人なんかとっくの昔に超越していますよ。フィクションとはいえ日本人最強の芸術家かつ知識人です。一つ間違えれば国を動かせるレベルです。

    以上が漫画の雄山に対する感想ですが、実は映画版の雄山も大好きです。さすが三國連太郎さん。本当に惜しい役者を亡くしました。漫画の雄山のイメージを敢えて封印した映画版を大半のファンが駄作と評しているようですが、全く美味しんぼや雄山をわかっていませんね。本当に確執のあった実子の佐藤浩市さんを士郎に起用し、正にバーチャルリアリティーを演出、緊張感の高い作品となった映画版を駄作とほざくエセ美味しんぼファンには漫画版の栗田ゆう子で自らを慰めとけ!と言っておきます。

    かなり毒舌になりましたかね。

    最後に三國連太郎さんのご冥福をお祈りします。そして三國さん訃報後にインタビューに臨んだ佐藤浩市さんのコメントを聞いて彼を一気に好きになりました。そして親子にはもはや理屈ではない深い繋がりがあることを垣間見る事が出来ました。
    | 漫画 | 00:21 | comments(0) | - | - | - |